病院広報企画大賞2009に「特別医療法人博愛会相良病院」

 HIS年次大会のメインイベントである、「病院広報企画大賞」を選ぶ病院広報事例発表会ですが、ことしは計10演題が、持ち時間15分をパワーポイントなどのプレゼンテーション・ツールを駆使して競い合いました。すべての発表のあと、参加者の中から選ばれた8名の審査員により、1広報の意義、2戦略性、3新規性(アイデア)、4プレゼンテーション・スキルを点数で評価した結果、病院広報企画大賞2009に「特別医療法人博愛会相良病院」の「企業とのつながりを活かしたPR活動〜企業とのコラボレーション〜」が選ばれました。

審査員は以下のとおり(順不同・敬称略)。
飯田恵司氏(個人会員)、折原威男氏(ヘルスケアサポートオフィス・代表)、高市真須美氏(岡山済生会総合病院・秘書広報室長)、立永浩一氏(社会医療法人ペガサス・放射線部主任)。審査員長:仲野豊氏(株式会社メディカルリード・代表取締役)

当日の演題
病院広報活動のあたらしいかたち〜組織力を高める広報コラボレーション活動〜
医療法人社団新日鐵八幡記念病院 秋吉 裕美 氏(福岡県北九州市)
看護部の新たなリクルート対策とその効果-看護学生向けモバイルサイト「ナースのお受験ドットコム」の開発
IMSグループ本部 最知 浩一 氏(東京都千代田区)
企業とのつながりを活かしたPR活動〜企業とのコラボレーション〜
特別医療法人博愛会相良病院 上山 真智子 氏(鹿児島県鹿児島市)
「夏休み病院見学会」を開催〜職場体験を通じての広報活動〜
社会福祉法人恩賜財団済生会新潟第二病院 丸山 亜紀子 氏(新潟県新潟市)
地域のクリニックだからできる広報活動〜患者会立ち上げを試みて〜
おさふねクリニック 立川 雅子 氏(岡山県瀬戸内市)
メディアミックス〜効果・効率を最大限に引き出す広報戦略〜
社会医療法人敬和会大分岡病院 小野ア 佳彦 氏(大分県大分市)
広報誌の発行復活〜医療業界未経験者が広報担当者!?〜
医療法人社団井野口病院 平野 真司 氏(広島県東広島市)
社会医療法人敬和会大分岡病院 小野ア 佳彦 氏(大分県大分市)
地域を“元気に、イキイキ(粋生き)にする”広報活動
医療法人寿芳会芳野病院 河島 太 氏(福岡県北九州市)
ブレークスルーを目指したホスピタリティ
医療法人社団美心会黒沢病院附属ヘルスパーククリニック 吉原 尊樹 氏(群馬県高崎市)
『ずーっと。』地域に根ざした存在であり続けるために「CSR経営」推進におけるコミュニケーション活動
医療法人渓仁会法人本部 村上 紀之 氏(北海道札幌市)



第9回BHI賞最優秀賞は、社会福祉法人恩賜財団福井県済生会病院の「ふくい」


応募総数113点(全部門合わせて)の中から、BHI賞2009最優秀賞に輝いたのは、社会福祉法人恩賜財団福井県済生会病院(福井市)が発行する院内広報誌「ふくい」となりました。

BHI賞09審査講評 札幌が待つ審査を終えて

  第9回ヘルスケア情報誌コンクール(BHI賞09)は、例年どおり8月末で応募が締め切られたあと、書類審査および入選作の選考課程を経て、9月18日の午後、ホテルアランベール(京都市)において審査員6名(内1名欠席)による入賞作品が選考されました。
  応募点数は、112点と例年に比べてやや少なくなっていますが、最近の傾向を反映していずれも高度な編集技術を駆使した作品がかなりの点数を占めています。
  毎年、上位にくる甲乙のつけがたい作品がひしめくなか、審査は規定時間を超えて行われ、最終選考で5票を得た「顔が見える。情報が見える。」をモットーにした福井済生会病院の院内報「ふくい」がBHI賞09(最優秀賞)に推挙されました。読みやすさや活気を感じる誌面構成もさることながら、ホスピタリティ賞の展開など取り組みが生き生きと表現され、院内の活性化が伝わってくる記事内容が評価されました。まさに院内の実態と情報(イメージ)の融合化を実現した編集事例といえます。
  院外報最高賞は、医療法人禎心会が発行する「ひまわり」で、読みやすさや目の流れを考えた編集技術に加え、病院らしい清楚さが評価を得ました。 院内広報誌部門最高賞では、変わらぬ持ち味で審査員を悩ませながら、毎年のように上位にくる長野厚生連佐久総合病院ニュース「農民とともに」が入っています。最近の号は特に、誌面に新しい感覚をとり入れ、企画もますます充実し、どうして最優秀賞が2つないのかと悔やみます。
  ホームページ部門は、広報誌以上に甲乙つけがたく、多くの議論を呼びましたが、結局、患者がほしい情報は何かという話から、それを突き詰めれば「医師についての情報」ではないか、どんな人が主治医なのかが大切ではないかということから、医師情報に力が入っている医療法人和楽仁のホームページが最高賞ということに決定しました。
  その他の入賞作は別表のとおりですが、言い尽くせない幾多の苦労の結果、生まれてきた“命の結晶”を数時間で評価しなければならない困難さをどうかご理解いただき、この機会と出会いが日本の医療ヘルスケアのために少しでも貢献できることを願い、それを楽しんでいただけるならこのうえない喜びです。

NPO法人日本HIS研究センター代表理事 石田章一

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●開催主管   渓仁会グループ

●後援団体   北海道・札幌市・社団法人全日本病院協会・北海道病院協会

●特別協賛   株式会社ウィルコム

●協  力   株式会社医療タイムス社